日蓮宗常真寺

仏事について

仏事について

仏事について

仏事(ぶつじ)とは、仏陀の働きや、仏様のこと、仏教行事などを指す。
仏陀は仏の最高位であり、悟りの最高の位の仏の悟りを開いた人のこと
を言います。
また、仏陀を模倣する者や、その働きをする者も仏陀である。
仏教行事には、故人の命日に行う法事だけでなく、お墓参りをして手を
合わせたりする追善供養も仏事に含まれます。

仏事一覧

お盆 お盆が近づいてくると、亡くなられた人がなつかしく思い出されるものです。毎年7月13日から16日まで の4日間行いますが、最近では一ヵ月おくれの8月13日から、というところが多くなっています。
お彼岸 暑さ寒さも彼岸まで‥‥の言葉のように、お彼岸はちょうど春分、秋分の季節に行われます。気候は暑からず 寒からず、昼と夜の時間は同じ、これらは仏さまの教えである「中道(ちゅうどう)を守れ、何事も極端を さけること」に通じます。
中陰
(ちゅういん)
死後四十九日間、生まれ変わり先を決める期間 亡くなった日から数えて、七日ごとに、初七日(しょなのか)、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)、 四七日(よなのか)、五七日(いつなのか)、六七日(むなのか)、七七日(なななのか)と行い、菩提寺の 僧侶に来てもらい、読経をしてもらいます。現在では初七日、五七日、七七日だけのところが多いようです。
七七日
(しちしちにち)
日常生活に戻る区切りの日 故人の冥福を祈って死後七日ごとに供養する「中陰供養(ちゅういんくよう」の最後の四十九日目のことを いい、七七日とは、二十四時間のことを四六時中というのと同じ言い方です。 別に「満中陰(まんちゅういん)」という言い方もあります。
百か日
(ひゃっかにち)
気持ちの整理を終える日 四十九日がすんで、故人の死後百日目の供養のことを「百か日忌」、ふつうは略して「百か日」といいます。
祥月命日
(しょうつきめいにち)
故人を起こす、逝去の同月同日 故人の亡くなった月日のことをいい、たとえば四月十八日に亡くなった人であれば、毎年の四月十八日が 「祥月命日」となります
月忌法要
(がつきほうよう)
月ごとの命日  「月忌」は、読んで字のように「月ごとにめぐってくる命日(忌日)」のことです。たとえば、ある月の 十五日に亡くなった人であれば、毎月十五日が月忌です。
年回法要
(ねんかいほうよう)
”七“を組み合わせた年度に行う法事  定められた年次に行う追善供養の法要で、一般には「法事」とよばれています。法事というのは、「仏法 の行事」ということで、本来は仏教行事のすべてをさしていいます。
新盆
(にいぼん)
亡くなってはじめて迎えるお盆 故人の忌明けがすんではじめて迎えるお盆を「初盆(はつぼん)」または「新盆(にいぼん)」といいます。
年忌明け(ねんきあけ) 亡くなってはじめて迎えるお盆 故人の忌明けがすんではじめて迎えるお盆を「初盆(はつぼん)」または「新盆(にいぼん)」といいます。
施主
(せしゅ)
布施を行う主人 法事または葬式などの供養をする人のことを「施主」といい、サンスクリット語では”ダーナパティ“と いい、布施を行う主(あるじ)のことです。
お布施
(おふせ)
清らかな心を、清い金品に託す 一般には僧侶に対するお礼のことだと思われているようであるが、本来、「布施」というのは、古代インド のことばであるサンスクリット語の”ダーナ“の訳で「あまねくほどこす」という意味です。「檀那寺 (だんなでら)」「檀家(だんか)」ということばもここからきています。
涅槃会
(ねはんえ)
二月十五日または三月十五日陰暦二月十五日 釈尊入滅の日に、全国の各寺院で営まれる法会で、現在は三月十五日に行うところも多い。「仏生会」 (ぶっしょうえ)「成道会」(じょうどうえ)とともに三大法会(三仏忌(さんぶつき))の一つとされ、 古来、仏教各宗派で法要が営まれてきました。 日本では推古天皇の時代、奈良の元興寺(がんごうじ)で行われたのが最初で、やがて全国の寺院に、 のちに民間へも流布していきました。「涅槃」とは、サンスクリット語で″ニルヴァーナ″といい「吹き消す こと」を意味します。煩悩の炎を吹き消し、さとりを開いた状態のことで、一般には、釈尊の入滅をさすこと ばとしても使われています。釈尊はクシナガラにある沙羅双樹(さらそうじゅ)のもとで八十歳の生涯を終え ました。